高さを上げるということは、嵩(かさ)上げということですね。もちろん可能です!

お墓の高さを上げる理由に、
『お骨が入らない』
『周りの墓石と比べると、明らかにうちの墓は低い』
『小さく見えてしまう』
『新家の方が、本家の我が家よりも高い』 などなど。。。

今の墓石が使えるのであれば、その下に追加で台を入れれば嵩はあがります。
基礎工事からになりますので、お寺さんにお精抜きをして頂き耐震施工とクリーニングを兼ねての工事をさせて頂きます。
お骨も一旦取り出させて頂いて、再度墓石の中に納めさせて頂きます。

参考までに一度相談頂ければ施主様のお墓に合った形をご提案させて頂きます。



リフォーム・・・不便な箇所を快適に使いやすくすること。
修繕・・・壊れた箇所を直すこと。 

僕なりの解釈となりますが、

修繕・・・例えば墓石が傾いている。掃除をしている時に花壺を落としてしまって欠けてしまった等の壊れてしまったので直す作業を修繕

リフォーム・・・例えば墓参の際、階段に上って掃除をしたりするのが怖いので墓所を低く作り直してほしい。踏み台が滑るので、滑り止め加工を階段に入れてほしい。花台に直接ステンレスの花筒を入れられる形に変えてもらいたい。などお墓を維持管理をする上で不便、困っている等の悩み事を解決する工事(作業)をリフォーム

と捉えています。

ただ、どちらも困り事なんですけどね。困っていることがあれば相談くださいね。


今の時代、造花も結構良いと思いますよ。

造花でも良いと思います。要はお供えする側の心の持ち方だと思います。

生花じゃないのが申し訳ないという気持ちはやめましょう!

『お墓にそんなに行かないので、生花はお供えできないので簡便してもらいたい』、『生花はお金がかかるから、長持ちする造花でいいや』等々、お供えする側の心の持ち方が否定的なものになってしまうと、罪悪感でお供えをしてしまうことになってしまいます。
それでは折角のお供えもご先祖様は喜んでくれませんね。
亡くなった方が好きだった花などを素敵に飾ることで、故人も喜んで頂けるのであれば嬉しいですよね。

弊社もお客様に『造花』を販売しております。
友人に造花を専門でアレンジしてくれる方がいます。
リクエストも可能です。カサブランカ、大きなモンステラ、ちょっと大きめのピンクの菊などなど
毒々しい色の造花ではく、『ザ!仏花』でもない、生花と見分けがつかない質の良い『アーティシャルフラワー』をご用意しますので、一度弊社まで連絡いただければ、造花専門の友人が作る花を紹介させて頂きます。

また夏場はすぐに生花は痛んでしまいますので、夏場だけでも造花に切り替えられるのも良いと思います!




石材の破損具合に寄りますが、直すことはできます。

車がぶつかった拍子に欠けてしまったり、ひびが入ってしまったり、動いてしまったりしている可能性がありますので、一度専門家に見てもらった方が安心だと思われます。

墓石や囲いである外柵の破損具合により、部材の取り換えなどでも修繕工事は可能です。

車がぶつかってしまうということは、結構な破損状況だと考えます。
今年の正月明けにやはり車にぶつけられてしまい、外柵を壊されてしまったという施主様の問い合わせを頂きました。
その方は加害者側の保険を使っての全面修繕工事となりましたが、車の力というのは結構な力ですので簡単に石は欠けてしまったりしてしまいます。
壊されてしまった部材のみの交換でしたら金額的には大きくはありませんが、墓石となると結構な金額になってしまう可能性もあります。
事故後暫く経過してからの自己負担になってしまうと高額な負担にもなりかねませんので、きちんと石材店の方に見てもらって墓石が傾いていないか、ひびや割れが無いか確認してもらい、加害者の保険でちゃんと直してもらうようにしてください。
万が一、墓石に当たって破損をしていたら、きちんと見させて頂きますので一度連絡を頂きたいと思います。


先々代のご住職の奥様の墓石
お寺の代々のご住職はこの墓石には入らない。通常ご住職の墓石は別に建立されており、今回は代々の住職の奥様が入られる墓石の建立となります。
この8寸角の墓石は処置(処分)させて頂き、新しく建立させて頂きます。


旧墓石、延石を取り外した状態
年数も経過しているので、間知石同士にも隙間が出てしまったりしているので補強を兼ねてメンテナンスします。
もちろん汚れている箇所も洗浄します。


間知石の裏側のコンクリートを斫(はつ)り、鉄筋とセメントを入れて補強作業します。


補強作業、クリーニング完了状態。
この後、新しい延石と墓石を据付していきます。


延べ石を新しく据え直しを行いました。ステンレスコーナー金具、耐震用コーキングにて固定
(写真の撮り忘れ(;^_^A)

墓石はインド産石の青御影石をご提案させて頂きます。
石の目は細かく、硬くて水を吸いにくという特色を持っているので弊社も自信を持ってご提案できます。