墓じまい
墓じまいとは、お墓をたたむこと
墓じまいとは、お墓を解体・撤去して墓地を管理者に返還することです。
- 跡継ぎ・お墓の面倒を見る者がいない
- 子どもに負担をかけたくない
- お墓が遠い
といった理由で選ばれています。
墓じまい後の供養(=改葬)方法を決めてから始めます
墓じまいをする前に、お墓に入っているお骨をその後どのように供養するかを決める必要があります。
お寺や永代供養納骨堂、新たに建てたお墓や分家のお墓など、「お墓のお引っ越し」先を決めます。
ご自身、ご家族、ご親戚などのご事情に合わせてお選びください。
墓じまいの流れ
次のような手順で進めます。
- お困りごとを、ご来店またはお電話・LINEでご相談
- お墓を確認(ご一緒にお願い致します)
- 御見積
- 契約
- 墓石のお精抜き、お骨の行き先確認
- 墓じまいの手続き
- 解体工事
※お精抜きとは、お墓に宿っている魂をお坊さんに抜いてもらう儀式のことです。
精(しょう)とは、魂のことを指しています。
魂抜き、お性根抜き(おしょうねぬき)ともいいます。
山口からのワンポイント解説
◎お墓の確認・・・御見積の前に、必ず一緒に墓所まで行って頂き、お墓を確認します。
◎お施主様との確認・・・お施主様が残しておきたいものを間違えて弊社が処分してしまうこと等がないよう、お施主様との確認が必要です。
◎お骨の行き先について・・・誰が・いつまでに等を確認します。
◎お墓を処分する場合・・・墓所を管理をしているところ(お寺、市町村、宗教法人等)で手続きが必要です。管理者さんにお問い合わせいただくといいです。
墓じまいのお金
墓じまいにあたり、次のような費用がかかることがあります。
ご自身のケースではどんな費用がかかるのか、お寺さんやお墓の管理者にも一度ご確認されるといいですね。
- お墓の解体、移動、処分費用:約33万円〜(墓石の数や大きさ、外柵の面積、構造、お墓の場所により大きく変動します)
- お寺などへのお布施代
- 離檀料(檀家を抜ける場合にお寺に支払うお金)
- 新しい墓地の費用
- 手続きのための費用(役所や墓地の管理者に交付してもらう書類のお金)