左右に勾配があるので、高さ調節を行いながらの基礎工事を行いました。しっかりと基礎を彫り込み、砂利を敷いてランマで転圧を行い、鉄筋を組み込みました。


鉄筋を組み込んだ後、その上にセメントを流し込んで2週間ぐらい放置し固まるのを待ちました。


外柵はステンレス製のコーナー金具を使用し、石材用のボンドで接着を行いました。真ん中の白い部分は滑り止め加工を施してある部分です。



8寸角墓石(芝台、レンゲ台、水垂れ付き)、墓誌(ゲタ、墓誌台付き)、那智石(2分)を配置して完成しました。四ツ石の裏と供物香炉の中に通気孔の蓋が付けてあります。


工事前の状態。墓石下を中心に全体的に下がってしまっており、墓石も前に傾き始めていました。


もともとこの墓所の土壌は柔らかく、以前墓誌を外しに伺った際も自然にできた空洞に足をとられてしまったりしました。墓石も全体的に下にさがってしまっており、放置した場合は更にさがり、傾く可能性がありました。


工事終了の写真です。墓石(9寸角)を後ろの延石までさげて、前を広くし拝石2枚敷きました。また右前にあった墓誌も墓石の左側に移動し、全体的にバランスが良い仕上がりにさせて頂きました。芝台も新しく作り直させて頂きました。


クリーニングする前の状態です。この墓地は木に囲まれている墓所なので、墓石に汚れが付きやすく普段のお墓掃除だけではキレイになりにくいところがたくさんあります。



文字の中の洗浄、墓石についているコケや土の汚れを除去しました。ペイントはしていません。
古い墓石なので写真では分かりづらいですが、綺麗になりました(*´∀`*)


プロが作業をすると普通のお墓掃除ではキレイになりにくい箇所の掃除をさせて頂きます。文字の中も歯ブラシ等で届かないようなところもキレイなります!



基礎のしっかりと掘り起こし、ランマで打圧しながら砂利を敷き詰めました。少し勾配のある箇所でしたので高さ調節を行いながらの工事でした。


砂利を敷いてランマで打圧した後、鉄筋を組み込みコンクリートを入れる準備ができました。


外柵はステンレス製品のコーナー金具と石材用のコーキングを用いて接着を行いました。セメントとコーキングがしっかりと固まるまでやく10日間ほど時間を開けてから本体の据付となります。
門柱と門柱との間の白い部分はビシャン打ち加工がしてあり、雨天の日も滑らないように加工してあります。


本体の裏側に通風孔(ステンレス製の蓋)が設置してりあります。古碑の方から持ってきたお骨もたくさんありましたので、墓石の中の湿気を減らす為に設置させて頂きました。

雨天でも外柵が汚れないように、外柵周囲に8分砂利を敷き詰めてあります。雑草対策にもなります。


基礎工事の様子。 基礎工事はまず床堀を行い砂利を敷詰め打圧。その後鉄筋を組み込みコンクリートを敷き詰めてあります。
基礎工事後は1週間以上時間を置いて墓石の芝台という一番下の台の据付をしましたヽ(*´∀`)ノ



墓石を据え付ける際は石材専用のコーキングで接着してあります(*゚▽゚*)


お墓開き(お精入れ)の様子。故人のお好きだったものを沢山お供えされ、賑やかな墓開きができました。



墓開きはご家族だけでなく大勢の方がご参拝されました。


供物香炉は外部は石ですが、その中にステンレス製のBOXがはめ込んであり、更にそのBOXの中にロウソク・線香セットが入っており、お洒落な形になっております。またその下には供物台も特別に作らせていただいており、故人がお好きだったものがたくさんお供えできるようになっております。