墓石の下の基礎の状態。鉄筋を組み込みコンクリートを打ち込んであります。通常は墓石本体の下のみコンクリートを打つのですが、M様のケースは板石をはめ込むので全てコンクリートを打たせてもらってあります。
もちろん、ステンレスのコーナー金具は使用してあるので、囲いの延石が動くことはありません!


墓石の前に供物台を設置させて頂きました。弊社はお客様が『いらない!』と言われない限り供物台をサービスで付けさせて頂いております。何故かと言うと、御先祖様にお供えをたくさんお供えをしてもらいたいからです。お饅頭やお菓子等を置いてもらい、その家の御先祖様への供養のお手伝いをさせて頂けたらと思っております。また法要の際にはお寺のお坊さんがお経等のアイテムを置いてもらえるようにと考えて付けさせて頂いております。


グレー色の御影石を使用し墓石を建立させて頂きました。はめ込んだ板石は滑り止め加工をしてあるので少し色が白く見えますがそのためです。


故人の戒名を刻んだ石版が掲げられる札掛けを設置させていただきました。


卒塔婆が立てられる塔婆たてを設置してあります。


檀家の方が大勢お参りして頂けるように花立て、ロウソク・線香立てを設置してあります。


裏側には大きめのステンレスの扉が二個設えてあります。大勢の檀家様のお骨が入るようになっています。このタイプは壺ごとではなく、お骨のみ納めるタイプです。


集合墓の裏側からの写真です。玉垣で囲ませてもらっています。


墓所の外柵と墓石の間は板石を貼り、草が生えないようにしました。また板石は滑り止めの為に最後まで仕上げをせずに水磨きをさせて頂きました。外柵も墓石も石材用コーキングとステンレス金具で固定してあります。




墓石のデザインはお施主様が考案されたものをベースに一緒に検討しながらデザインを完成させて頂きましたが、ほとんどお施主様の御意向を元に造らせて頂きました。


墓石に彫った文字や絵柄も全てお施主様自ら考案されたものです。



記念碑の基礎工事は他社の土木専門業者に行って頂きました。
もともとこの場所は電工掲示板が設置されており、その掲示板の撤去も基礎工事に併せて行って頂きました。


グレー色の御影石を使用し、基礎の土台を設置しました。石材用の耐震ボンドで接着し、ステンレスの金具で固定。
また土台の中は生コンを入れ固めました。


土台の中に生コンを敷き詰めた様子です。後日、生コンの上に土台と同じ石種の板石をはめ込み完成です。


記念碑のゲタ石の設置状況です。耐震用のボンドで固定してあります。


本体の設置前の写真です。設置の瞬間の写真は撮れていません゚゚゚(゚´Д`゚)゚
一番緊張した時間でした(^_^;)
耐震用にコーキングとステンレスの芯棒を入れてあります。


防草用のシートを敷き詰め、玉砂利(那智石大)を敷き詰めました。


除幕式をしていただき、記念碑のお披露目がなされました。
白布をかぶせた記念碑を事業担当の方々で除幕をしていただきました。



裏側には、愛東運輸㈱様の社歴が刻まれており、今後も記念すべき事業毎に追加彫りができるデザインになっております。



碑の側面は『割肌』加工となっており、石が割ってある状態のままで、少しワイルド感も出してます(笑)
もちろん耐震用のボンドでしっかりと固定しております。