今日は石の重さについて少し書きたいと思います。



僕ら石を扱う業界では、
御影石の重さは1才は約70キロと考えられています。
1才=1尺(約30.3cm)×1尺×1尺の立方体と考えてもらえたら良いでしょうか。
結構重いんです(^_^;)
*黒御影などの色が濃い石は更に重いです。

片手で持てそうな石の塊でも意外に重いなと感じられたことがあるかと思いますが、墓石に付属されている花壺や香炉も結構重いですので気をつけてくださいね。
足の上に間違って落としてしまったら大怪我に繋がりますし、墓石を欠かしてしまったりと残念な結果になりかねません。



もし、どうしても移動したいのであれば、弊社のような石屋さんを呼んで移動させてもらうのが一番安全​です。

参考までに、8寸の青御影石の墓石(スリン、芝台付き)は約860kgの重さになります。
ですので、基礎工事をしっかりやっておかないと将来墓石が傾いたりする原因になります。

余談ですが860kgという数字は、今売られている軽自動車のスズキ「スペーシア」やホンダ「Nワゴン」などが、同じぐらいの重さなんだそうです(笑)

車は4つのタイヤで重さが分散されていますが、墓石は同じ場所に長期間置かれるので十分に基礎工事をやっておかないといけないことが分かっていただけますよね。

弊社は基礎工事も入念に施工しますので、安心して工事のご依頼を頂きたいと思います。



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今週は神社境内にて石積みの仕事をさせて頂きました。



神社の近くに祀ってあった『山の神』様のお社(石製品)をこの神社境内に置かせて頂くことになり、その土台作りをさせて頂きました。
面積は(1×1m)の小さな所ですが、永代に『山の神』様を祀っていかれるとのことで『墓所』とは少し違う気持ち(厳かな心??)で仕事をさせて頂きました。

もともと山の上に祀られていた石碑ですが、山自体が地主さんの都合で無くなってしまったので急遽近くの神社に移転となったのです。

弊社は神社内の玉垣や鳥居なども手がけた経験があります。



もし神主さん、又は役員の方で補修等が必要になった石材製品がありましたら弊社まで一度お問い合わせ頂けるとうれしいです。
耐震施工等の補強や傾きなどの直し工事も行います。

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豊田市青木町のお寺にて建立されていた墓石(墓所はお寺へ返却されました)。
この墓石を解体し、一度磨き直しを行い可能な限り欠けている箇所の修繕作業を行います。
(文字/家紋への再ペイントを行い、綺麗な石材に生まれ変わります)




(上写真)新しく安城市の安城霊園にてお借りした新しい墓所。
(下写真)基礎工事。 床掘りを入念に行い砂利を敷き詰め、鉄筋を組込み、この後コンクリを打設します。


墓石を一度磨き直しを行いました。例えて言うならば果物の様に一皮剥いたというべきでしょうか。
表面を薄く磨きおろし、再度磨き作業を行うことで新品のようになり、施主様も大変驚かれて喜ばれておられました。

今回、竿石(表文字を変えた為)、芝台、香炉、花壺を新しく取替えさせて頂き、他の部材は豊田市から引越しをしてきたものです。


時々飼っていた犬や猫などのペットが死に、亡骸をその家のお墓に収める方がいると聞きます。
やめてください。
ペットは家族同然であるという想いをお持ちの方には強い言い方に聞こえるかもしれません。
ただ、動物と人間では位がもともと違うのです。

人間以外の動物は、宗教上「畜生」に分類されています。
仏教の六道という考えで、輪廻転生の一つとして、「畜生」は人間よりも下位とされ、生前に悪い行いをしたものが畜生に生まれ変わるという考え方があるのです。

一緒に風呂や布団に入って、ペットと家族のように過ごすこともあると思います。
ただ「お墓」は宗教上の意味合いを、全く無視して建立して良いものではありません。
そこでお墓の専門家としては、言い方がキツいですが『畜生』と『人間』では明らかに違う・・・という説明になります。

いくら家族のように可愛がったペットでも亡骸を人間と一緒に供養するというのは、もともと墓に入っておられる先祖の方々も喜びませんし、犬や猫の動物達も大迷惑なんです。



しかし長年一緒に暮らしてきたペットを、捨ててしまうように扱うのは確かに可哀想ですので、動物霊園等に持って行って供養してあげたらよいかと思います。
そこには多くの動物が祀られていますし、専門の住職さんがお経を唱えてくれ、動物専用の墓地もありますからね。



土葬のお墓からお骨を掘り起こす際、先祖の墓のすぐ脇に犬が埋めてありますということを、時折、施主様から聞きます。
実際に何体もの動物を土から掘り出したことがあります。
毛布にくるまれていたり、首輪などもそのまま土の中から出てくるんです。

昔は裏山などに穴を掘って埋めたということを良く聞きましたが、今現在ではきちんとした動物専用の火葬場がありますので、そちらで供養してもらうことをお奨めします。



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  • 石版を外した状態
  • これから洗浄してコケ、水垢、汚れの除去作業を行います。

  • 弊社の工場内にて洗浄した後の石版
  • 白ペイントが垂れた跡や水アカが綺麗に除去されました。
  • 文字に再度ペイントを吹き、石版クリーニングは完了!