梅雨が明け、お盆前の慌ただしい日々も過ぎ、あっという間に9月になってしまいました。自分の誕生もあっというまに過ぎていきました(笑)
台風の季節に突入し、台風10号が猛威をふるうのではという懸念が朝からのニュースで言っています。

九州豪雨で被害にあった熊本の復興に取り組んでいるところに再度台風が襲うのではないかと心配です。
どうか被害が最小限で済みますように祈るばかりです。九州地方の方々気を付けてください!



さて盆休みが終わり、弊社はK様宅玄関先に『石碑』と『手洗い場』を作らせていただきました。



江戸時代後期の僧侶であり歌人の『良寛』さんの書簡を自然石にはめ込んだ石碑を建てるお仕事をさせていただきました。

今回は、その石碑に刻んである書簡の『読み方』と『書簡の意味と時代背景』が刻まれた石碑を建てさせていただきました。
K様は書道の先生でもあり、『良寛』さんに惹かれて日本各地を巡っておられる素敵な女性書家であります。

その先生に依頼され、今回の仕事を頂きました。

また硯(すずり)を洗う洗い場も石で作ってほしいというご要望を頂き、
破格の金額(笑)で『石碑』『手洗い場』そして5月頃に作った『花段』の3種類を作らせていただきました。
ある意味三種の神器ですわ!

普段、墓石を建てる仕事が多い弊社ですので、時々このような墓石以外の形ある物を石で作ったりすることはとても面白く、施主様も大変喜んでいただくことができました。

写真を添付しておきますので、ご興味があれば見てみてください。
このようなお仕事もさせていただきますので、是非お問い合わせくださいね。

花が好きな施主様ですが、ついついプランターや植木鉢が増えてしまうので、なんとか整理整頓ができ且つ見栄えが良い『花段』が欲しいというご要望で、御影石で人が乗っても大丈夫な段を作らせていただきました。



書家でもあります施主様が硯(すずり)を洗う為用に洗い場が欲しいということで設けさせていただきました。



石碑の左側に建っているのが、江戸時代後期の歌人『良寛』さんの書簡が刻まれている石文。その読み方と時代背景や文章の意味が刻まれた石碑を建てさせていただきました。

LINEからのお問い合わせ・ご連絡も歓迎です。
まずはお友だち申請をお願いします。



以前、向かって右側のスペースに紅葉の木が植わっていたそうで、今は枯れて無くなったので外柵の面積を広げて欲しいとの要望がありました。


  • 墓石、外柵、周囲のブロック全てを一旦解体をさせて頂く前に、懇ろにお精抜きをして頂きました。

  • 墓石を解体した後、大切な竿石の頂上部分に亀裂が入っていることが分かりました。
  • 石種は小松石(原産が山梨県の小松石)、日本国産の稀少種となりつつある石でした。この石はグレーの表面で時折、ボタ(白い泡にような白い部分)が混ざっている独特な石です。
  • 施主様にご相談させて頂いたところ、取替をご希望されましたので急いで探させていただき、特に表面にボタが出ていない部材を取り寄せさせて頂きました。

  • 墓石、外柵(延石、間知石)を解体後の基礎工事の様子
  • しっかりと床掘をして、砂利、鉄筋を組み、ランマで転圧しました。
  • 間知石を組むので基礎をしっかりと行っておかないと傾く原因に繋がります。


  • 竿石のみを取替させて頂き、その他の部分は磨き直しを行いました。
  • 家紋、花筒、ロウソク・線香立ての模様は再度彫り直しを行ったので、はっきりと形が浮かび上がりました。
  • 殆ど新品同様になりました!
  • 施主様にも大変喜んで頂くことができました。

竿石が新しくなりましたが、以前は前面に小松石特有の模様(グレー色のコンクリートのような物)が出てしまっていたのですが、今回の竿石は良い箇所を選びに選んで作りましたので、本体とそれほど違いが生じなく大変良い墓石になりました。
今回、リフォームのお仕事でしたが、新品を建立したと言っても良いような墓石に生まれ変わりました!



  • 着工前の状況です。奥の方に建っているのが昨年夏に建立をさせて頂きました『磯村嘉美様』の墓所です。
  • かなりの勾配が前後左右でありますので、全体的に土を取り除き、前方、左右横は間知石やブロックを積んで高さ調節をし、後方は裏側からの土や雨水の侵入を防ぐ為のブロックを積む予定でいます。


  • かなりの土をバックホーで掻き出し、前方と横の部分の石積み基礎工事をしています。
  • 弊社はこのようなかなり手間と労力、時間が必要とする作業を得意としています。時間をかけてゆっくりと土地を慣らし後で崩れたりすることはないように慎重に作業を進めています。



  • 裏側の土留ブロックを作ってから、しばらく時間(2週間ぐらい)を置きまして、今度は内側の間知積みの基礎工事に入りました(^ω^)

  • あまりにも作業に集中しすぎて、途中工程の写真を撮るのを忘れてしまいました。
  • 殆ど完成写真です。





最近『市が管理している古瀬間霊園の墓所が抽選で分譲してもらえたら墓を建てたい』というお客様が2件続けて問い合わせを頂きました!

8月の初旬に古瀬間霊園の墓所の分譲がありますので、そちらに申し込みをし、欲しい墓所の応募者が重なったら抽選となりますが、運良くもらえたら墓石建立ができるという流れです。



今の世の中、墓じまいということが多くなっている中で、お墓を建てたいという家の方は大変素晴らしいと思います。
ましては小さな子どもさんがいるのならば更にGOOD!ですね。

子どもの頃にお墓参りの習慣(先祖をお参りする習慣)ということを経験している子としていない子では明らかに大人になった時の考え方に違いが生じてくると何かの書物で読んだことがあります。
学歴とかでは無くて・・・。


自分の先祖を供養するのは人間だけです。



動物はやりません。
分家だとか新家だから墓が無いとかの問題ではなく、本家に行けば墓はあります。
御先祖様も墓参りをされて怒る方はいません!むしろ喜ばれます。

こんなコロナの第2波が来ている中での4連休です。
墓参りは不要ではありません。不急でもありません。
人と会うことは少ないので、お時間がありましたら(県内に墓があるのならば)是非お墓参りをしてくださいね。



LINEからのお問い合わせ・ご連絡も歓迎です。
まずはお友だち申請をお願いします。