墓守り(はかもり)を楽しむ
山口 博士
今、工事をさせて頂いている施主様のお墓は、
- 「〇〇家之墓」の刻字されてされている墓石(お骨が入っています)
- 墓誌
- 古い墓石が10本
- 別の場所に土葬墓が10か所ほど(今回お骨掘りをして、土葬墓は片付けます)
というお墓でした。
さらに外柵(囲い)の横に大きな樹木があり、根っこが外柵を押し上げてしまっていました。
昨年お亡くなりになったお祖母ちゃんの法要を来年に控えているので、リフォームも兼ねて工事をご希望とのこと。
樹木を移動させることはできないので、古碑を片付けて代わりに供養塔(五輪塔)を新しく建てることをお薦めさせて頂きました。
こうすると、
- 外柵も小さくできるうえ、
- 今までの古い墓石の代わりに、五輪塔をその対象物に据えて、ご先祖の供養を今後も継続できる
からです。
(外柵リフォームについてはこちらをご参照ください。)
古い墓石が沢山あるということは、それだけご先祖様もいらっしゃるということです。
以下は今回の施主様の事とは言えませんが、先祖の中には
- 戒名さえもえらえていない方もいるかもしれません。
- 戸籍が無い方がいたかもしれません。
- 何か事故で、不幸な亡くなり方をされているかたもいるかもしれません。
- 生前罪を犯した方が、ひょっとしたらいたかもしれません。
現代に生きている私達が認識していないだけで、本当に多くの先祖がいて今の世の中は成り立っています。
子孫に何か一つでも供養をする形を設けてもらえることは、ご先祖様は本当に喜ばれること間違いないです。
前回のブログでも記載しましたが、お墓の管理を少しでも楽な形に変え「墓守り」(はかもり)の手間を楽しみながら供養をされていくことをお薦めさせて頂きます。
その結果、子孫繁栄に繋がるのです。
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