お墓の沈下、ご安心ください~丁寧な基礎工事で解決しました~

「外柵が下がってしまっているので、直してほしい」というご相談を先日、あるお客様からいただきました。
特に前の間知石が下がってしまっているとのことでした。



最近こういったお墓の沈下問題についてよくお問い合わせいただきます。

早速、現地を拝見させていただいたところ、外柵(特に階段の部分)が15cm近くも沈下し、延石と間知石の間にも隙間ができていました。
そこで、墓石を全て解体し、土壌改良を兼ねた基礎工事から実施させていただくことになりました。

基礎を1m以上掘り直しました。
表面は固いのですが、その下1mぐらい下に霊園造成の時(2009年)に建立した際には分からない、水分を含んだ柔らかい土が一体に入り込んでいたため、お墓の前方にある貯水枡に水がうまく流れるように暗渠(地下の排水管)を設置しました。



基礎をしっかり固めるため、1ヶ月近く時間をおいてから、外柵(間知石と延べ石)の再設置を行いました。
通常のセメントではなく、90%生コンを十分に使用し、墓石、宝篋印塔、墓誌の据え直しを行いました。

もちろん、耐震対策も忘れていません。
耐震用のコーキング、ステンレス金具を使用して再建立させていただきました。


最後に、すべての石材のクリーニングを実施させていただき、新品同様の輝きを取り戻しました。
無事に精入れをしていただくことができました。

このように、お墓の沈下問題は見た目以上に複雑なことがあります。
でも、ご安心ください。私たちが丁寧に対応させていただきます。

もし「うちのお墓も大丈夫かな?」と少しでも気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
ご家族みなさまで安心してお参りできるお墓づくりのお手伝いを、これからも誠心誠意させていただきます。

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