弊社がお墓の仕事以外でよく相談して頂ける一番多いのが
『神社の総代さん』からの問い合わせです。



『神社』の境内にある石製品と言えば
『灯篭』『狛犬』『鳥居』『幟(のぼり)立て』『石垣』等など。
これらの修繕工事耐震施工工事です。

  • 『灯篭』が傾いてきたので、耐震施工をしてもらえないだろうか?
  • 『狛犬』が地震で動かないように固定してもらえないだろうか?
  • 『幟立て』に車がぶつかって折れてしまったので直してもらえないか?


それに派生して昨日は
「『幟』を立てる木をアルミ製に取り替えてもらえないか?」
のお客様がいらっしゃいました。

???

弊社は石屋なので、アルミは専門外ですが取り扱い業者は知っているので幟立てと一緒に施工もできます。



地域にある神社の総代の皆さんは高齢化が進んでおり、
どこの地域でも若い人不足で悩んでいるそうです。
若い人が不足ってことは幟を立てることも一苦労だそうです。

高齢化社会ならではの問題の一つでもあるんですね。

墓石以外でも石製品であれば、一緒に相談に乗らせて頂きますので
遠慮なく連絡頂ければ嬉しいです。

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この年末年始、皆さんお墓参り行かれましたでしょうか?



『御先祖様、一年間家族を守ってくれて、ありがとうございました。』
『おかげ様で無事に健康で過ごすことができました。』
とか
『今年 受験があります。ご先祖様お力を貸してください!』
などなど。

お礼やお願いを兼ねた墓参行かれましたよね???

その時、家のお墓は大丈夫かなとチェックしましたか?



あ、そういう目でお墓は見てこなかったという方には、是非次行かれたら見て来てくださいね。

①墓石の石と石の繋ぎ目に隙間ができていないか。
②タワシで擦ったぐらいでは取り切れない水アカは付いていないか。
③傾いてないか。
④文字や家紋のペイントが剥げてしまっていないか。
⑤玉砂利が少なくなっていないか。隙間から草が生えていて、草取りが大変だった


などなど、チェックしなかったという方は、今度のお墓参りではチェックしてみてくださいね。



③の傾いていたっていうのは、見てすぐわかってしまうのはヤバいかもです。

不安なことに気づかれたら、一度弊社に相談してください。
何かしら、お手伝いさせて頂けるかと思います。

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着工前写真。
墓石、外柵全ての傾きがはっきりと分かります。



墓石を解体してみると、基礎のコンクリートの下に大きな空洞ができていました。



墓石を全て解体し、一旦更地に。
その後、暗渠を入れるために土壌の掘り返しを行いました。
ブロックの下に空洞ができてしまっています。



暗渠を通した後、砂利を敷いてあります。
暗渠を壊さないように転圧を行い、グリ(石)を敷き詰め更に砂利を敷きました。


鉄筋を組み生コンを投入してあります。約30センチの生コンが墓所と通路部分にも打ちました。


外柵を洗浄した後に再度据え直しを行いました。生コン、耐震用コーキングとステンレス金具を使い固めてあります。


ボイド管を墓石下に入れ水はけを良くしてあります。あとは通常の墓石据付を行いました。


約3か月近く使っての修繕工事をさせて頂きました。
写真でも分かるように工事が終わる頃には季節も変わっていました(-_-;)


工事前の状態。
写真からでは分かりにくいですが、外柵(特に階段の部分)が15㎝近く下がってしまっています。延石と間知石の間にも隙間ができてしまっています。


墓石を全て解体したあと。


裏の鈴木様の墓所から前方の貯水池まで暗渠(排水パイプ)を地中に通す作業写真
貯水池にも穴をあけ、暗渠を通しました。
地中の状態は表面は固いのですが、外柵の下(通路の部分も含む)は水分を大量に含んだ土(表現で言うとコテコテの状態(;^_^A)が全体に広がっていました。



暗渠を通した後、砂利を入れて踏み固めてあります。
雨水などが上手に暗渠を通って排水される仕組みを作る必要がありました。


取り切れないコテコテの柔らかい土は土壌改良でセメントを入れて固めました。


土壌改良した上にグリ(石)を入れて、その上に生コンを流し込みました。




間知石をしっかりと固まったあと、墓所内に墓石下と水抜き用にボイド管を配置し生コンを打ちました。鉄筋もしっかりと入っております。


土台が固まった後、墓石と宝篋印塔の芝台を設置。全てステンレス金具を取り付け耐震用コーキングにて固定。


工事完了写真。

墓石全てをクリーニングしてありますので、水垢も除去されておりますので完成後は新品のような状態で施主様にお返しさせて頂きました。


今日、こんな質問を頂きました。。。

「本家が絶えてしまっているので分家である自分が管理をしています。
自分たち夫婦も高齢になってきますので、本家と分家の墓石を一緒(統合)にしてもよいのかなぁ」とのこと。



これがダメなのかオッケーなのかの問に弊社としてはオッケーと返事をさせて頂きました。
でなければ、いつか本家の墓は無縁墓となってしまうからです。

無縁墓とは言い過ぎかもしれませんが、親戚の方々も同じ墓所ではないので段々と墓参りも疎遠になってしまい、やがて通わなくなってしまうということになりかねません。



本家ですので同じご先祖様ということで、今後も大切に墓参されていった方が先祖供養になりますよね。

会ったこともない本家の方の墓を良く分からずに行かれるよりも、ご先祖様として統合されている自分の家の墓所を訪れた方が御先祖様は喜ばれますよね。



高齢社会ならではの問題の一つでもあるのかと思います。
このような事でお悩みの方は弊社に一度お問い合わせください。

心のこもった墓参をするには、どのような形にしたら良いのかを一緒に考えましょう

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