『石材店』を営んでいる我が家には色々な道具がありました。

そんな道具を使って弊社の創立者である我がじいちゃんは、いろいろな廃材で多くの遊べるものを孫の僕らに作ってくれました。


木製だったので、このイラストとは違いますけどね(笑)

例えば、古い子ども用の自転車の『補助輪』や石材が搬入されてくる際の梱包用の木材を利用して、子どもが乗れるゴーカートっぽい乗り物に作り変えてくれ、自宅の裏道で乗り回したりしていました。

壊れたらまた作り直したりして、日曜日は朝から晩までじいちゃんと工作したのを思い出します。

他には、自転車小屋とかうさぎ小屋など、よく考えるとじいちゃんが、色々作ってくれた物が多くありました。


イラストは、にわとり小屋ですが、小屋くらいなら自分で作って当然…みたいな思い出です。

全て廃材とかを再利用したものばかりでしたが、簡単に何かを手に入れたり、業者に依頼するというのでなく、不細工でも自分で何とか作ってみるということを教えてもらった気がします。

今のお墓仕事をする上で何かを作り直すとかのアイデアを考えたり、作業を苦なくできるのも、子どもの頃にじいちゃんと遊んだり、作ったりした経験の賜物?かなと思います。
子どもの頃の経験ってのが大人になってから活きてくるってホントですよね。

親父は親父で、某組合の事務所を解体する情報を聞きつけて、『捨てるなら頂戴!』と言って事務所の鉄骨をもらってきたそうです。その鉄骨が今の弊社の事務所の骨組みに再利用されています。やはり親子なんでしょう。そんなところが似ているじいちゃんと親父です。

つづく
自己紹介3へ  →


自己紹介をちょこっとだけ書いてみます。

僕が物心ついた以前から、家族で『石屋』を営んでいます。



じいちゃんが筆に墨汁を付けて墓石に文字を書きます。

『○○家の墓』や『先祖代々之墓』などの文字を書き、時には『家紋』の模様を石に転写したりしていました。

じいちゃんが作業をする小屋のすぐ近くにはビーグル犬の『じゅん』が座っており、墨汁で『じゅん』の顔に眉毛を書いたり、ヒゲを書いたりする面白いじいちゃんでした。


ビーグルのじゅん、ヒゲを描かれた時はおもしろかったなぁ。

この面白い人が弊社の創立者!  

創立者と言っても、創業当時は愛知県と岐阜県との県境で田舎暮らしをしており、今では許されませんが川から石を運んで来て(つまり仕入れがゼロ(笑)!)、加工し、墓石に作り替えたりしていたそうです。

また、自宅に近い小さな小屋のような密閉された部屋では、親父が防塵マスクを装着しながら墓石に文字を彫っています。

背は高くはないですが、僕らが子どもの頃に人気が出た『キン肉マン』の肉体みたいなマッチョな親父だと子どもながら感じていました。

この『キン肉マン』が弊社の2代目!​

工場の中の機械設備や車輌を整えたり、古い工場を立て替えたりした人です。

実は、元○○モータースにて車を売る営業マンっていう経歴…(笑)

そして工場の奥には石を切ったり磨いたりする機械があり、うちに通って来ていた職人が石を加工する姿がありました。

工場の中は今と比べるとホコリまみれで、夏場はものすごく、とてつもなく暑く、通気性の無い工場だったなと思い出します。

そんな姿を見ながら、子どもの頃から高校を卒業するまで僕は『石屋の息子』としてのびのびと育ちました(笑)

つづく・・・
自己紹介2へ →
自己紹介3へ →


新しい元号になりました。
『令和』
ですね。

墓石の裏側に墓石建立月を彫り込みます。
弊社も『平成三十一年四月吉日建之』が良いというお施主様もいらっしゃいまして、数基墓石を建立させて頂きました。

当然ながら『令和元年○月建之』という文字が刻めるのも、今年の12月までです。

令和になった今年だからこそ刻める文字だと思います。
(まぁ、お墓が記念っていうのも変な感じですが。。。)

令和元年がいい!という方は是非弊社に御用命くださいませ!!



先日、お会いしたお客様との商談中にこんな話題がでました。。。
『お墓を建てても、子どもや孫がお墓参りに行ってくれるか心配。。。』とのこと。

一言でお墓参りは習慣です。間違いなく親や近親者が教えないと子どもは行くことを覚えません。
先人が教えていないから、知ることがないので仕方がないのです。

特に小さい頃は半ば無理やりとか、何かの餌で釣ってお墓参りを教える必要があります。
そうすることで段々と習慣として生活の中に組み込まれていきます。
偉そうに言うと・・・先代の方々が子どもや孫に教える義務があると思います。
(お墓がまだ無いという家庭ももちろんありますが、先祖の墓は必ずあると思います)
日本人が箸を使う習慣があるように、お墓参りも覚えさせる習慣の一つです。



多感な年頃だと、一時はお墓参りに行かなくなってしまうかもしれませんが、大丈夫です。

大人になったら、幼い頃におじいちゃんやおばあちゃん達と一緒にお墓参りに行ったことを思い出して、先祖を大切にしてくれる人になってくれます。

大切なことを教えていないのに、お墓参りに行くか心配だというのは、すこし変な話しですね。

この文章を読んで頂いてる皆さんはどのようにお墓参りを覚えましたか?
おじいちゃんやおばあちゃんとお墓参りに行きませんでしたか?

僕はお墓参りの帰りに近くの喫茶店に寄ってアイスクリームを食べさせてもらえるのが嬉しかったのを記憶しています(笑) 
スマホは使い慣れているのに、お墓参りは慣れていないなんていう寂しい流れは無くなってほしいものです。


まずは墓所の管理者(お寺、市役所、宗教法人等)に墓石の処分の手続きをします

墓石の解体・処分をお考えならば、最初に墓石を管理してもらっている管理者(お寺や市役所など)に申し出て、手続きをしてください。管理者によっては書類等が必要になってくる場合があるので、きちんと管理者から話を伺ってください。

ほとんどの墓所には管理者(お寺や市役所等)が管理をしてくれています。地域の墓所には墓地管理委員さんが管理をしてくれているので、区民会館にお尋ねください。それと同時に弊社が墓所を確認させて頂きお見積りを造らせて頂きます。

解体する墓石のお精抜きをお願いします。

宗教によってお精抜きをしてくれる方は違いますので、それぞれの宗教法人の方にお願いをしてください。例えば仏教であるならばお寺の住職、キリスト教ならば神父さまや牧師さま等

お精抜きをしてもらうと同時に、予め、お墓の中のお骨の行き先も明確にしておいてください。お骨の行き先が決まっていないのに解体工事は弊社は承ることはできません。御了承ください。


墓石の解体工事を行います


石材店に解体・処分工事の見積もりを出してもらって、お施主様との契約を結びます。その後解体工事を行います。解体工事と同時にお骨を拾わせて頂きます。

解体工事を行う際、お骨を拾います。弊社もお手伝いをさせて頂きますが近親者の方々にてお骨を拾ってもらった方が故人も喜ばれると思います。きれいにお骨を拾ってから解体を行います。必要であれば納骨袋もご用意させていただきます。