『墓じまい』について
山口 博士
最近、『墓じまい』というお話を頂きます。
その中でも特に多いパターンが、ご依頼主がお墓の持ち主ではなく、ご親戚の方という形が多いです。
もちろん終活の一貫として、『墓じまい』を検討されている方からも相談を頂いたりしますが、持ち主の方に後継者がいらっしゃらなくて、持ち主が亡くなった後の相続手続きの中から発生してくる案件もあるようです。またそれらを手続きされる弁護士や司法書士の方からも相談されることも多々あります。
弊社はあまり『墓じまい』というのはお薦めは致していませんが、後世に残されて、無縁仏になってしまったり、相続上無理やり引き継がれたりして、結局は墓参りされることも無くなり、無縁仏になるようなことになってしまうのであれば、きちんと事前処理をされるのも大切なことなのかなと思うようになりました。
その際はあらかじめ、お骨を引き受けていただける場所(お寺等)が無ければ『墓じまい』は難しいですので、前もってご検討をお願いします。