お墓参りはする。でも、お墓掃除はしていますか?
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山口 博士
お盆になると、多くの方が実家へ帰省し、ご先祖様に手を合わせるためにお墓参りへ出かけます。
日本では、お盆の時期だけでも約4,000万〜5,000万人もの人がお墓参りをしていると言われています。
それだけ、お墓参りは今も日本人にとって大切な習慣として受け継がれているのですね。
では、その中で「お墓掃除までしている人」はどれくらいいるのでしょうか。
ある調査では、お墓参りに掃除道具を持って行く人は約3〜4割という結果が出ています。
もちろん、掃除道具を持参しなくても、落ち葉を拾ったり、水をかけたり、墓石を手で拭いたりと、簡単なお手入れをされる方もたくさんいらっしゃいます。
僕は石材店として、お墓掃除は「墓石をきれいにするためだけの作業」ではないと思っています。
草を抜き、落ち葉を拾い、墓石を水で流す。
そのひとつひとつの時間は、ご先祖様へ「いつも見守ってくれてありがとう」という気持ちを形にする時間ではないでしょうか。
そして、不思議なことに、お墓がきれいになると、自分の心まで少し軽くなったように感じる方も少なくありません。
忙しい毎日の中で、お墓掃除をする時間は、自分自身の心を整える時間にもなっているのだと思います。
もし今年のお盆にお墓参りへ行かれるなら、手を合わせるだけでなく、ほんの5分でもお墓をきれいにしてみてください。
きっと、ご先祖様も喜んでくださるでしょうし、その姿を見たお子さんやお孫さんにも、「お墓を大切にする心」が自然と伝わっていくはずです。
お墓は、過去と未来をつなぐ場所です。
だからこそ、お墓参りと一緒にお墓掃除もする。
その小さな習慣が、ご先祖様への感謝を次の世代へ受け継ぐ大切な時間になるのではないでしょうか。



