ある方からの電話で
「古いお墓があるが、自分が高齢になってくる前に片付けておいたほうが息子たちにも迷惑をかけないので、墓じまいは幾らぐらいですか?」との問い合わせがありました。



「お墓を確認していないので、明確には言えませんが〇〇円ぐらいですね」とお伝えすると
「高いねー!、そんなに費用が必要なの?」との返事で電話が切れました。

  • 墓石の解体費(大きさや場所などによってはクレーン使用)
  • 運搬費
  • 処分費お骨を回収
  • 骨壺(又は納骨袋)の準備
  • お寺様への精抜き代

等々、
合計すると費用はどうしても必要になってきます。
どうか、ご理解頂きたいと思います。



しかし、お子様がいらっしゃるのであれば、片付けるのではなく次の世代の方が、管理しやすい墓所にしておくということの方が良いと思います。

  • 草を生えにくくする。
  • 広すぎる墓所をコンパクトにまとめる。
  • お墓を建ててから一度もクリーニングをかけていないのであれば、洗浄しておく。
  • 花筒、ロウソク線香立ての修繕(又は取り換え)


ちょっとお金が必要になってしまいますが、
先祖供養の一つとして、上記の工事をしてから次世代に引き渡す方が御先祖様も喜ばれるし、今後も子孫繁栄の手助けをしてくれると思います。

墓じまいをお考えの方は、一度参考にして頂けると嬉しいです。

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生前墓とは


生前墓とは、ご自身やご家族が存命のうちに建立するお墓です。
弊社では、生前墓に関するお問い合わせが増えています。
数年前に墓地を確保し、墓石の準備も進めようと相談に来られるケースも多いです。
みなさんに共通しているのは、ご自身やご家族が入るお墓についてしっかりと考えていらっしゃることです。
今生きているからこそ伝えられる考えや思いをお聞かせください。
希望される形に致します。
素朴な疑問から専門的な事柄まで、お墓の専門家にご相談ください。


生前墓が選ばれる理由


生前墓には、4つのメリットがあります。


1.遺族の負担軽減

2.家族と遺族の間での意見の食い違いを防げる


3.税金対策

4.自分が納得のいくお墓を建てられる


この4つのメリットを、詳しく説明します。


1. 遺族の負担軽減


生前墓の準備により、ご家族の負担を軽減することができます。
ご自身が亡くなった後、お墓の準備以外にやるべき事は多くあります。
生前墓が用意されていれば、遺族はお墓の手続きや準備に追われずに済みます。
故人の意思を尊重しながら、葬儀や相続など、「お墓以外」でやらなくてはいけないことに集中できます。

金銭的な負担だけでなく、ご家族の心理的、時間的負担を軽減することができるのも、生前墓の大きなメリットです。


2. 家族との事前相談


生前墓を選ぶことで、お墓に入るご本人とご家族がお墓について事前に相談することができます。
希望や意向を共有し、墓地の場所やお墓のスタイルなどを選ぶことができます。
これにより、ご本人とご家族、ご遺族間の意見の食い違いなども未然に防ぐことができます。

3. 税金対策


税金面でのメリットを考慮して、生前墓を選ぶ方もいます。

お墓を作るために遺したお金には相続税がかかってしまいますが、お墓は非課税財産​であるため、相続税の課税対象から外れます。

山口石材店の社長・山口は「相続診断士」の資格を持っています。
「そもそも相続税って何?」という相続に関する疑問から弊社にご相談していただけます。


相続診断士について>


4. 自分の納得がいくお墓を建てられる


生前墓では、ご本人の納得のいくお墓を建てることができます。
墓地の場所や環境、デザイン、墓石の形式など、ご自身の好みや信念に合わせたお墓を準備することができます。




生前墓を検討する際に、確認すること3事項


生前墓を検討する際には、次の3事項をご確認いただくとスムーズです。

ご家族の気持ち

ご家族との意思疎通が重要です。
生前墓についての考えや希望を共有し、家族の理解やサポートを得ることが大切です。
生前墓を断念される方の理由の大半がご家族の反対です。


ご予算


生前墓にかかる費用を把握しましょう。
ご自身の予算や資金計画に合わせて、適切なプランを選ぶことができます。


建てたい墓地の条件


お墓の場所環境について、アクセスなどを考慮し、明確にすることで、お墓選びがスムーズに進みます。
墓地によっては生前購入できないものもあるので注意が必要です。

生前墓建立の流れ

  1. お問い合わせ
  2. 打ち合わせ
  3. ご提案
  4. ご契約
  5. 施工
  6. お引渡し

お墓づくりは初めてという方でも安心してお任せください。
生前墓の意義が薄れてしまうことは避けたいと考えています。
お客様のご意向(特に生前墓を作ることに対しての思い)をしっかりとお伺いしたうえで、形状やデザインなど、図面で提案させていただきます。

お墓の事例

山口石材店は全宗教・宗派のお墓に対応しております。
デザイン墓や、洋墓も承っております。

当店で施工させていただいた事例をご参照ください。


仏教

神道


キリスト教

創価学会


世界メシア教

オリジナルデザイン


全ての事例を見る>​​


移設前の状態
周囲は木々に囲まれていますが、電柱よりもはるかに高い場所に建立されていました。



大型クレーン車を使って墓石を地上に吊って下ろすために、クレーン車がギリギリ届く中腹場の木々を切り整地を事前に行いました。
またその中腹まで墓石を手作業で降ろす作業も行いました。


大型クレーンを使って墓石を地上に降ろすために、小型の移動式クレーンを中腹まで吊り上げました。
通常みることができない描写です。


事前に中腹まで墓石を降ろす作業をしたにも関わらず、丸一日時間を費やしてしまいました。降ろした墓石は2tトラックを使って、新しい墓所まで運び込みました。


左は冬場の事前確認の際の写真。右は初夏の時点。工事前の状態です。


予定されていた場所から2m後方まで土を除去行い、ブロックを最高で7段積み上げました。
また旭地域は冬場土壌が凍る為、ブロックの基礎に約30センチを打ち、鉄筋を組ませて頂きましtあ。



間知済が完了した状態です。



芝台を据え付けた後に板石をはめ込んでいる作業風景



墓所の工事(据え付け完了)
墓石(9寸角)の右横に並んでいるのは、歴代の方々の古墓石
古い墓石には精は入りませんが、先々代の方が一生懸命墓石を建立されたので捨てるのは忍びないという思いで、隣に建てることになりました。


基礎の土(深さ約30センチ)を彫り、砂利などを入れて転圧を行いました。基礎が柔らかい場所は特にしっかりと掘る必要があります。


鉄筋を組み、生コンを打った状態です。水抜きの為に数か所ボイド管が最初は入れてあります。


外柵(延石、拝石)を据え付けした状態。
全体的に場所に勾配がでているので、一番手前の延べ石には水がきちんと流れるような状態としてあります。



延石まで据え付けが終了した場所。


お墓の完成です。


先日まで、2か月ほど山間地域(旧旭地区)でお墓建立の仕事をさせて頂いてきました。



毎日、自宅(工場)からの通いでしたが、全体の仕事が終わると7月に突入しておりました。

山間地域での仕事が終わり、平地?市内の仕事になった途端に暑さが身に染みております。
って言うか、暑くて仕事がツラいです(笑)

如何に山間地域の空気がキレイで、湿気の不快さも殆ど無かったんだなと改めて感じました。

ちょっと現場まで距離がありましたが、
山間地域でのお仕事大歓迎です!



空気がキレイなので、肺もキレイになったのが分かりました( ´艸`)

山間地域は冬場、土壌が凍るので工事の手法が変わったりもしますが、弊社は着実に経験を積んできております。



もし山間地域の方でお墓の建立、移設、リフォームなどをお考えの方がみえましたら、弊社に相談頂きたいと思います。

12月半ばから3月ぐらいまでは気候の影響で工事は難しくなりますが、
春から秋までのお仕事ください!( ´艸`)

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