土葬の目印
山口 博士
今の世の中『土葬』での埋葬は出来ないと聞きます。
もしかして一部の地域で行われているのかもしれませんが、僕の知っている限りでは聞いたことがありません。
最近リフォームの工事をさせて頂くなかで『土葬墓』を掘ったり、『土葬』の跡地での工事が続いています。
そこには必ずと言っていいほど、松の木が植わっていたり、松の木の根が『土葬』の証拠として残っていたりしています。
昔、職人から『土葬』の目印として松を植えたと聞いたことがあります。
*つまりお骨を探すなら松の根が目印
なぜ『松』なのか。
松の根は真下には伸びません。
横に張っていきます。
亡骸を守るように根を横に張り成長していき、まるでこの下にお骨があるよと言っているかのように目印として残っています。
都会の墓所では見かけることはなくなりましたが、田舎の墓所では所々まだ『土葬』が残っています。
誰のお墓なのかわかるうちに、きちんと整理をしておくことをお勧めします。
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