弊社初めての移動工事でしたので、総重量が分からなかったです(^_^;)  安易に柱と自然石が分離できるかなぁと思っていましたが、いくらクレーンで引っ張っても分離はできませんでした。ですので、全体を移動となりました。




社標の総重量に対して、クレーン車の大きさが少し低かったので、わずか20センチぐらい浮かせて何度も少しずつ移動をしました!



社標と比べたら小さく軽く感じますが、この間知石も4t近くある大きさです。


解体・移動工事から約2ヶ月後に用水路工事が終わったので、再度社標と案内標の据付工事を行いました。



真ん中の新しい墓石(10寸角)は国産の石を選ばせて頂きました。石種は佐賀県の天山石を使わせて頂きました。もちろん保証書付きです!


墓石全てにステンレス製の花立てに取替えさせて頂きました。古い御先祖様の前には合同の花立てとロウソク・線香立ても用意させて頂きました。


階段も隙間ができてしまっていたので、補修工事をしながら耐震用のボンドで補強をさせて頂きました。
古い墓石は当然、全てクリーニングをしました!


形はシンプルですが、石の種類は目の細かい青御影石を使用しているので、見た目からでも大きく感じます。



裏側には通気孔(ステンレス製品)が取り付けてあるので、水はけが早く常にお骨が乾燥している状態を保つことができます。



左右に墓石が既に建立済みの場所で、前後の通路も70cmぐらいの幅しかない墓所。


まず周囲のブロックを取り外し、床堀りを30センチ程行いました。地中には石やコンクリートガラが多く入っており掘る際はかなり困難を極めました。


床堀りが終了したら、ランマ機で打設し鉄筋を組込みセメントでかためさせてもらいました、




一番下の台にはコーキングの接着とステンレス製のコーナー金具を取り付けました。




墓石の中心には納骨升が入っており、四ツ石の裏には通気孔が開けてありステンレス製の蓋がしてあり、墓石内部の乾燥が促進されます。


運び込みの通路が狭くても、写真のように慎重に建立工事を行わせていただきます。工事最後はお供え台を設置し、全体にビニール袋を被せて工事が95%完了となります。


八角の花壺に屋根香炉型のロウソク・線香立て(ボックス型)です。明るい色の花も引き立ちます!


側面と背面の写真です。全体的に外柵が大きく感じます。