ちょっとだけ自己紹介①
山口 博士
自己紹介をちょこっとだけ書いてみます。
僕が物心ついた以前から、家族で『石屋』を営んでいます。
じいちゃんが筆に墨汁を付けて墓石に文字を書きます。
『○○家の墓』や『先祖代々之墓』などの文字を書き、時には『家紋』の模様を石に転写したりしていました。
じいちゃんが作業をする小屋のすぐ近くにはビーグル犬の『じゅん』が座っており、墨汁で『じゅん』の顔に眉毛を書いたり、ヒゲを書いたりする面白いじいちゃんでした。
この面白い人が弊社の創立者!
創立者と言っても、創業当時は愛知県と岐阜県との県境で田舎暮らしをしており、今では許されませんが川から石を運んで来て(つまり仕入れがゼロ(笑)!)、加工し、墓石に作り替えたりしていたそうです。
また、自宅に近い小さな小屋のような密閉された部屋では、親父が防塵マスクを装着しながら墓石に文字を彫っています。
背は高くはないですが、僕らが子どもの頃に人気が出た『キン肉マン』の肉体みたいなマッチョな親父だと子どもながら感じていました。
この『キン肉マン』が弊社の2代目!
工場の中の機械設備や車輌を整えたり、古い工場を立て替えたりした人です。
実は、元○○モータースにて車を売る営業マンっていう経歴…(笑)
そして工場の奥には石を切ったり磨いたりする機械があり、うちに通って来ていた職人が石を加工する姿がありました。
工場の中は今と比べるとホコリまみれで、夏場はものすごく、とてつもなく暑く、通気性の無い工場だったなと思い出します。
そんな姿を見ながら、子どもの頃から高校を卒業するまで僕は『石屋の息子』としてのびのびと育ちました(笑)
つづく・・・
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