ちょっとだけ自己紹介④
山口 博士
19歳の夏になっていました。
中国 西安市で過ごす短期留学。
言葉も分からない、世間知らずの子どもだった僕は中国の人々の中で揉まれて過ごしていました。
当時は外国人である僕らは裕福な生活ができる身分でした。
だって為替レートが良い時代だったから。
両替をする際も銀行やホテルではなく、街中に出掛けて行き通称『チェンジマネーおばさん』略して『チェンマネおばさん』と交渉して日本円を中国の人民元に替えていました。
もちろん高いレートで替えてくれるからです。
一緒に留学した仲間達とも段々と仲良くなり、ホームシックも徐々に薄れ、毎日毎日刺激のある日々を過ごしました。
僕は夏生まれです。
留学の後半にバスで半日かけての一泊の旅行が組み込まれていました。
山々に囲まれた湖の湖畔に民族のテントが張られていて、そこで仲間が誕生日を祝ってくれました。
本当に綺麗な湖だったことを覚えています。夜はシシカバブーという羊の肉をたらふく食べました。
確か『天池』という名前だったと思います。
名前の様に天国のような池でした。景色も素晴らしいし水も透明で綺麗でした。
しかし8月の後半でも夜は寒く湖畔で寝たので風邪を引き、翌日はバスの中で寝ていたのを覚えています(´;ω;`)
短期留学はホントに一ヶ月半という短い時間でしたが、僕にとっては世の中を見る目、考え方、価値観の多様性などなど本当に教えて頂くことが沢山ありました。
言葉自体はあまり身にはつきませんでしたけどね(笑)
しかし翌年の春には再度西安市への長期留学をすることを決めていたように思います。
それほど異国での生活が僕にとてつもなく大きな影響を与えてくれました。
もし若い子が自分の人生に悩んだり、立ち止まっていたら外国の空気を吸うのをお奨めしたいと思います。
かならず自分の中の価値観を変えてくれる体験をさせてもらえるから。
後日自己紹介を兼ねての長期留学でのエピソートを思い出しながらブログを書いてみようとおもいます。
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