豊田市の古瀬間霊園にお墓があります。
墓石に耐震を施そうかと検討中なのですが、どうやら耐震工法によって耐えられる震度が違うようです。
私のシチュエーションだと、どの程度の耐震工法を採用するのが賢いでしょうか?
また、工法別の料金(相場)も知りたいです。

店主の山口博士

墓石のプロがお答えします

豊田市で70年の山口石材店。3代目店主の山口博士が、分かりやすくお伝えいたします。山口のプロフィール →

お墓によって最適な耐震補強工事は異なります。

耐震補強の工法は接着剤を使用するもの、金具を使うもの、基礎から打ち直すものなど、種類も規模も様々です。
職人ひとりで1日で完了できる2〜3万のものもあれば、2人以上で数日にわたって行うものもあり、そういった施工は10万を超えたりします。
そのお墓の状態、大きさ、建っている場所などの諸条件によって、もっとも効果の高い耐震補強工事は異なります。

お客様のお墓を見させていただき、効果とコストがベストバランスな耐震補強を行います。

当店では、お墓の耐震補強工事として、シリコン系の耐震ボンドを使ったコーキング、ステンレス製金具での補強、生コン+鉄筋の基礎工事、墓石の中心に縦軸に穴を開けて金属製の棒で上下のパーツを固定する方法などを行っています。
これらを複数組み合わせることで強度がさらに高まります。

棹石だけ(お墓の一番上、「〇〇家」などの彫刻がされている墓石)がズレた場合、繋ぎ目コーキングは2〜3万円、大きいお墓だと5万円ほどになります。(※クレーンを使用できる場合)

金具での補強、生コン+鉄筋の基礎工事等を行う場合はお墓をいったん解体して施工します。
そのため、当店ではコーキングや金具補強、土を掘り起こしての基礎工事などは、解体費を含めた料金をご提示しています。
作業ごとの料金を加算させた金額よりお値打ちになります。)
お墓の大きさやロケーションなどの諸条件、ご予算にかなうご提案をさせていただくので、一度お墓を拝見させてください。