2008年に 墓石を建立したのですが、耐震工法なのかどうか家族の中で知る者がいません。
また耐震工法が使われているかどうかは、お墓の中を見ないとわからないのかと想定しています。
家のお墓が耐震工法に対応しているのか、 素人が調べることができるでしょうか?

店主の山口博士

墓石のプロがお答えします

豊田市で70年の山口石材店。3代目店主の山口博士が、分かりやすくお伝えいたします。山口のプロフィール →

重たい石材を動かす必要あるため、専門業者(石屋)にご依頼ください。

「納骨穴」に金具が見える場合は耐震工法で建てられています。
それを確認するには、香炉を移動するなど、重たい石材を動かさなければなりません。
とても危険なうえ、お墓を壊してしまう可能性があるので、石屋にご依頼ください。
また、外から見てもわからない耐震施工も数多くあります。

2008年では、まず耐震工法で建てられていないと思います。

1995年(平成7年)に阪神淡路大震災が発生してから、お墓の地震対策が始まったと言われています。
墓石が倒れないよう基礎工事や据付方法などに変化が起き、それまでは墓石の部材同士を接着にセメントが使われていましたが、石材用のシリコン等が使われるようになりました。
以来、耐震パットの開発、シリコン(コーキング)の品質改良、コーナー金具等の改良(ステンレス製品へ)などが次々と行われ、現在に至っています。
お客様のお墓にとって最良な耐震補強をさせていただきます。お気軽にご相談ください。