墓じまいをする前に、家族で一度話し合ってほしいこと
山口 博士
本日、10月8日の中日新聞朝刊に「墓じまい」に関する記事が掲載されていました。
内容を簡単に言えば、
「墓じまいをする前に、家族でしっかり話し合いましょう」というもの。
僕も、本当にその通りだと思います。
墓じまいそのものは、決して難しいことではありません。
石を片付け、お骨を取り出し、決められた場所へ納める。
専門業者に依頼すれば、作業としては進めることができます。
でも、問題になるのは、その「前」です。
子どもさんや親せきの方に何も相談せず、急いで墓じまいをしてしまうと、後になってトラブルになることがあります。
例えば、親が亡くなったときに、
子どもが「実家のお墓がもうない」と初めて知り、納骨する場所がなくて困ってしまう。
あるいは、親戚から
「どうして何も相談してくれなかったの?」と責められてしまう。
そして、合同墓などへ納めた後になって、
「大切な身内のお骨を、どうして知らない人たちと一緒にしてしまったの?」と言われ、後悔される方の話も、僕は実際に耳にします。
一度、合同墓などへ納めてしまうと、お骨を取り出すことが難しい場合もあります。
だからこそ、墓じまいを決める前に、まず家族で話をしてほしい。
「お墓をどうするか」だけではなく、
「ご先祖様のお骨をこれからどうするのか」
「将来、子どもたちはどう考えているのか」
そこまで話しておくことが大切だと思います。
もし墓じまいをするのであれば、僕はできれば、
お骨を拾う収骨作業はご家族の手でしていただきたいと思っています。
最後の細かなところは僕たち業者がきれいに仕上げます。
ご先祖様からすれば、
長い間自分たちを大切にしてきた家族にお骨を拾ってもらうほうが、
きっと嬉しいのではないかな……と、石屋として僕は思うのです。
弊社は決して、墓じまいを勧めているわけではありません。
ただ、墓じまいについてのご相談は、これまでにもたくさん受けてきました。
「まだ決めていないけど、ちょっと話を聞いてほしい」
そんな相談でも大丈夫です。
メールでも、公式LINEでも、文字でのご相談も承っています。
電話でも大丈夫!
墓じまいを急ぐ前に、まずは家族で話す。
そして、迷ったら誰かに相談する。
大切なご先祖様のことだからこそ、
後悔のないように、一度ゆっくり考えてみてください。
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