墓誌への刻字について

アイコン画像 山口 博士

お墓の横に『墓誌』という板石があります。



これは亡くなった方のお名前(戒名、命日、年齢)を刻字していくものです。
俗に言う『過去帳』のような物で、その家を代々継承していかれた方のお名前が羅列してあります。
もちろん、若くして亡くなった方や子どもさん、独身の方も刻まれています。



これは弊社の持論になってしまうのかもしれませんが、
できれば
①ご主人
②奥さん
③次の代のご主人
④③の奥さん のように御夫婦で並んで刻まれた方が良いです。
なぜなら?
『過去帳』になるからです。
奥様が先に亡くなられたのであれば、ご主人様の名前を刻むスペースを空けてからの刻字が良いです。



その家の3~4代以降の方が墓誌を見たときに、誰と誰が夫婦だったのか、親子だったのかがわかりやすいからです。
亡くなった順番に刻むとグチャグチャになり、混乱します。
もちろん子どもさんが途中で入ったりもする場合もありますので、その際は石屋さんに相談してみてください。



あと『墓誌』には『精』(要は魂)は入りません。
『精』は墓石に入ります。
ですので墓誌に刻字する際は、お寺さんに『精』抜きをしてもらわなくても大丈夫です。
*墓石に刻字する場合は『精』入れが必要になりますので、お寺さんい依頼をしてください。

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