墓誌の記載の仕方
山口 博士
戒名を墓誌に刻む際によく聞かれることがあります。
「戒名を彫る順番って、亡くなった順番でいいよね?」
「できれば亡くなった順番よりも、夫婦が並んで刻まれた方が良いと思います。
おじいちゃん、おばあちゃん、次の代のおじいちゃん、次の代のおばあちゃんという具合に。
いつかあなたの孫の孫が墓誌を見た際、順番がめちゃくちゃに並んでいたら、誰と誰が夫婦で、どこが親子なのか分かりづらいですよね?」
という返答をさせて頂きます。
ほとんどのお客様は納得して頂けるので、弊社は夫婦単位で刻まさせて頂きます。
もし奥様が先にお亡くなりになった際は、旦那さんに許可を得た後、一人分を空けてから奥様のお名前(戒名)を彫るようにしています。
子どもさんが若くして亡くなった際は、俗名の部分に「〇〇(親)の子△△(子)」と刻むようにしております。
まぁ命日などを見れば、だれの子なのか分かるとは思います。
ただ「おじいちゃんの子だったっけ?」と故人に失礼にならない為にも刻字をしておくと良いのではないでしょうか。
墓誌は亡くなった方の名前を刻む板石ではありますが、その家の過去帳みたいなものです。
数十年、数百年後に我々先祖が生きた証ともなっていきますので、よく検討して刻字を依頼されると良いと思います。
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