二宮金次郎さんの石像が・・・。

アイコン画像 山口 博士


二宮金次郎さんの石像って、僕が子どものころは殆どの小学校にあったことを思い出します。

貧しくても勤勉な姿(薪を背負いながらも勉強をする姿)を模範としなさいと子どもの頃に聞かされ、図書館にも金次郎さんが絵本として描かれているのを見たこともあります。


勤勉な金次郎さんが、2020年の今の世では・・・

なんと、歩きスマホを助長する姿だから学校から撤去させられるか、もしくは座った姿の金次郎さんに造り変えるなんていう嘘のような、驚くような話に実際になっているのだそうです。

というのも、弊社は今、神社の石垣修繕工事をさせて頂いております。

石垣と並んで『石灯篭』と『二宮金次郎像』が配置されており、廻りはもみじ、ひのき、すぎなどの樹木に囲まれた大きな神殿がある神社境内に金次郎さんは建っています


その石垣と灯篭と一緒に金次郎像も据付工事をさせて頂いていますが、久しぶりに金次郎さんを近くでみると、まさか世間で『悪い習慣』になりかねないと言われてしまっていると知り、すごく寂しさを感じました。
時代を経ると、物の捉え方が変わってしまうのは大変残念な気がしますね。

100年経った世でも価値が変わらず、もしかしたら今より価値が上がる石の彫刻品を壊さず、大切に後世に残していって頂きたいものです。


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