お骨掘り♡

アイコン画像 山口 博士

今日も雨。。。

午前中、墓石のクリーニングのお仕事をさせて頂いてきました。
多少の為が降っていても、水を使うクリーニングの仕事であれば大丈夫ですもんね。

ただ文字や家紋等の再ペイントはできないので後日、晴れた日に化粧をさせていただこうと思います。
天気に文句を言っても仕方がないので、やれる仕事をこなすのみです!

弊社が承らせて頂いている仕事の中に『土葬のお骨掘り』というものがあります。

今は、人が亡くなったら火葬場で遺体を焼きます(火葬率99.9%だそうです)が、70~80年程前までは土葬で埋葬することが主流だった​そうです。
『土葬』は遺体をそのまま埋葬する手法 byウィキペディア



私の母によると都会などは田舎に比べると早くから火葬に切り替わったそうで、田舎だと40~50年程前までは土葬で埋葬されていたそうです。
場所によっては今現在もあるとかないとか。。。

『土葬のお骨掘り』はその名の通り『土葬』で埋葬された方の墓を掘り起こして、お骨を墓石に移させて頂く仕事です。

もちろん、お骨を掘る前にお寺の御住職さんなどにお願いをして精抜きをしっかりとしてもらってくださいね。



墓所によって、お骨が出てくる場所と出てこない場所があります。
それは水はけの良い墓所ならお骨が残っていますが、水はけが悪い墓所となるとお骨は土になって出てこない確率が多いです。

きちんとお骨が出てきたらラッキーで、残さず拾わせて頂くのですが、出てこない方は棺桶の釘などが残っていないか、土が変色していたり、遺体が身につけていた服(ナイロン系など)や一緒に埋葬されたもの(ビニール製品)などを目安にお骨を探させていただきます。

本当に水はけが良い場所ならば、髑髏(頭蓋骨)や大腿骨などの太い骨などは綺麗に出てきます。
土葬掘りに立ち会われたお施主様で、お骨がしっかりと出てこられた方はご自身の親のお骨を見て涙を流されたりする方もいらっしゃいました。
とても感謝されたことを覚えています。



弊社は場所的に田舎になりますので、周辺の地域墓所にはまだまだ土葬墓が残っています。
50年以上昔の方の土葬ばかりですので、なるべく早めに土葬墓を整理されることをお奨めします。
(整理・・・片付けてしまうこと)

若い世代の方になってしまうと土葬墓のことはイマイチ分からなくなってしまいます。
仕方がありませんが、そのうち無縁墓のようになってしまう可能性もゼロではありません。

土葬墓のことを知っているお爺さんやお婆さんが生きているうちに話しを聞いておいたほうがよいかと思います。
(既に分からなくなっている家もいらっしゃるかと思います)



また、きちんとお骨を掘らずに返却もマズイです。

その場所はいつか整地されて後世の方が墓を立てられます。
その場所に昔の他人の墓がそのままだということは、お互い困りますし嫌ですよね。

土葬墓の処分でお困りでしたら、一度弊社に問い合わせくださいね。

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