お客様: 豊田市 杉山様 場所: 豊田市 雲龍寺 宗教・宗派: 仏教 曹洞宗
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お客様からのご要望・ご質問

外柵がとなりの樹木の根に押されて動いてしまっている。また季節によっては樹木の落ち葉や実で墓所内の掃除も大変になるので何とかしてもらいたい。

50年以上前の古碑が10数基あり、別の墓所にも土葬墓が10か所程あるので整備をしてもらいたい。土葬はお骨を掘りだしてもらい墓所は自治区に変換を考えている。

古い墓石を処分して、新しく供養塔(五輪塔)を建立し先祖供養をし続けられるようにしてもらいたい。

当店はこのように対応しました

店主の山口博士50年以上経過する古い墓石を撤去する代わりに、ご先祖様をしっかりと供養できる新しい碑(墓)を建てられた方がよいですよとご提案させて頂きました。
墓所自体の面積は約半分になりますが、管理面からすると以前よりも遥かに楽になるのではないでしょうか。その分頻繁にお墓参りをしてもらえれたら良いかなと思います。
土葬の墓もお骨を掘りだし自治区へ返却されました。2か所の墓所管理は大変ですので、次の代に引き継がれる前に整理ができて良かったと思われます。

工事前の状態。落ち葉やどんぐりなどが樹木から落ち、墓所内に散らかってしまいます。墓所内の掃除もかなり大変だとわかります。


まず古い墓石(10基)を撤去。9寸角の墓石、墓誌は一旦解体を行い基礎工事を行います。
となりの樹木の根が既存の施主様の墓所内にも侵入してきています。新しい墓所は奥行を約半分のサイズにして、右横に約80㎝程ずれたので多少根の浸食からズレる状態になりました。根が伸びて来てもある程度は邪魔をしないように生コンをしっかりと打ちました(鉄筋も)





外柵と墓石の基礎を据え付けした状態。墓石の中にはもともと納まっていたお骨と、別の墓所にあった土葬墓からでたお骨をいれてあります。


写真は別の墓所の土葬墓。ユンボでお骨を掘りを行い数か所からお骨がでたので、納骨袋に納めて既存の墓石に入れさせて頂きました。


既存の9寸角墓石はクリーニングを行いました。新しい五輪塔ともに耐震施工で建てさせて頂きました。墓所内は草が生えないように、また落ち葉やドングリの掃除が楽なように板石を敷き詰めてあります。


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