お客様: 豊田市 月原町鈴木様 場所: 豊田市 広濟寺(西広瀬) 宗教・宗派: 仏教 曹洞宗
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お客様からのご要望・ご質問

豊田市月原町に既存の墓石が建立されているが、他者様から借りている土地に墓石が建立されているので、檀家のお寺様が墓所の拡張の話が出たので申し込みを行い、墓石の移動を希望さてました。

石碑が古いので新しい墓石を建立希望

玉砂利だと草が生えてくる可能性がゼロでは無いので、墓石と外柵の間に板石をはめ込んでほしい。

当店はこのように対応しました

店主の山口博士『鈴木家之墓』が数十年前に建立されており、だいぶ古くなってしまったので施主様は新しい墓石を希望されましたが、まだまだ使える墓石でしたので、弊社からは御先祖様を供養できる『五輪塔』を奨めさせていただきました。

  • お精抜きが6月1日に行われ墓石の解体、移動工事に入る
  • 運搬機を使って、1mぐらいの土台(間地石)の上に建てられている9寸角の墓石をバラバラに解体し運搬
  • 下記の写真の高い所から下ろさせて頂きました。
  • 墓石は磨き直しの工程に入り、古いお地蔵様はご処置されます。
  • お骨は新しい墓所に移り、磨き終わった墓石の中に再度納められることになっております。
  • 残念ながら先日お亡くなりになってしまいました施主様の戒名も追加で彫ることになっております。

旧墓所での状態
山の斜面に造られた村墓所で、人様の家の通路をお邪魔して通らなくてはいけない場所でもありました。



人様の家までの道からお墓までの道がこのような状態。
途中イノシシ対策の柵もありました(;´д`)
運搬機を使って、ゆっくりと下ろしてきました。
土台は地主さんのご好意で残しても良いとのことですので、このままの状態とさせて頂きました。


新しい墓所(市の許可が数日前に降りたばかり)
通路は水はけの良い施工をしていただいております。


床掘りを行いました。
お寺の御住職様に伺うと、墓所の奥に池があり昔この墓所は田んぼだったそう。
地面を掘ると水が出てきてしまい、ランマでの転圧ができない。


一度は砂利を入れてランマで転圧しましたが断念。鉄筋を組んだ後に生コンを投入ヽ(*´∀`)ノ

新しい墓所なので、通路も汚さないようにブルーシートで養生してあります!



外柵の据え付け作業状況
生コンもしっかり乾きましたので、一つ一つパーツを設置
特に前板は水が溜まらないように、少しだけ勾配を付けてあります。

カニクレーンが動く時は、コンパネで養生してありますヽ(*´∀`)ノ



外柵の据付工事完了写真


外柵の基礎も生コンを入れたので、墓石の下も全体に生コンを投入ヽ(*´∀`)ノ
お骨が入る場所と五輪塔の下には空気が通うような場所を設け、左側にも数箇所穴が開けてあり、水が溜まらないようにしてありますv(=^0^=)v


基礎の生コンが乾いたので、墓石の芝台、五輪塔の一番下の台を設置


五輪塔の建立
御先祖様をご供養されたいとの思いで五輪塔建立をご希望されました。
建立後は外柵との隙間に防草用に板石をはめ込みました。




墓石と外柵との隙間には板石をはめこませて頂きました。
『防草』の為です。もちろん水が溜まらないように斜めに据え付けを行い、水はけの良い状態が続きます。



7月末に近い暑い中、無事におじいさんの納骨とお精入れを終えることができました。
生前、ご希望して頂いた五輪塔もきちんと建立をさせて頂いたので、故人に恥ずかしくない仕事をさせて頂けたと思っております。
お世話になりました。ありがとうございました。


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